一蘭は濃厚な豚骨スープと細麺が特徴的な人気のラーメン店です。美味しい反面、高カロリーというイメージがあるかもしれません。でも実際のカロリーはどのくらいなのでしょうか?今回は一蘭のラーメンのカロリーについて詳しく見ていきます。また、カロリーを抑えるコツも併せてご紹介します。
1.1杯のカロリーは525kcal、スープまで完飲すると919kcal
2.野菜系トッピングは低カロリー(ねぎ3kcal)、肉系は高カロリー(チャーシュー50kcal)
3.替え玉1玉で236kcal追加となり、要注意
4.カロリーを抑えるには、スープを残す・薄味を選ぶ・野菜トッピングを活用
一蘭のメニューとカロリーについて徹底解説!
|
一蘭のメニューと料金
一蘭のメニューには、さまざまなラーメンやトッピングが用意されており、その料金は店舗によって多少異なる場合がありますが、基本的な価格帯は以下の通りです。
- 天然とんこつラーメン(1杯):約980円〜1200円
- トッピング
- チャーシュー:150円
- 半熟玉子:130円
- ねぎ(白ねぎ、青ねぎ):各100円
- きくらげ:100円
- 替え玉(1玉):約190円
替え玉は一蘭ならではのサービスで、満足感を高める要素の一つです。ただし、カロリーや炭水化物の摂取量も増えるため、注文する際には自分の健康状態や食事のバランスを考慮することが大切です。
一蘭のラーメンは、値段が高めと感じる方もいるかもしれませんが、以下のような点を考慮すると、コストパフォーマンス(コスパ)は高いと言えます。
- 独自の「味集中カウンター」
- 周囲を気にせず、自分だけのスペースでラーメンを楽しむことができる特許取得済みのシステムは、一蘭ならではの付加価値であり、他のラーメン店にはない魅力です。
- 高品質な食材の使用
- 天然とんこつスープや自家製の秘伝のタレなど、一つ一つの要素にこだわりが詰まっています。これにより、他店では味わえない深い旨味と香りが楽しめます。
コスパを考える際には、単に値段だけでなく、提供されるサービスや食材の質、独自の体験も考慮する必要があります。一蘭は高めの価格設定ながら、これらの要素が価格に見合った価値を提供しています。特に、ラーメン愛好者や一蘭のファンにとって、その価値は非常に高いものとなるでしょう。
ラーメン1杯のカロリーと主な栄養素
一蘭のラーメン1杯(普通盛り)のカロリーは約525kcalです。主な栄養成分の内訳は以下の通りです。
栄養成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 525kcal |
タンパク質 | 24.6g |
脂質 | 11.5g |
炭水化物 | 65.9g |
食塩相当量 | 約7.6g |
一蘭のラーメンは高めのタンパク質と適度な脂質・炭水化物を含んでいますが、全体のカロリーと食塩相当量が高いのが特徴です。スープを飲み干すと、さらに約394kcalのカロリーが追加されます。
たんぱく質について
一蘭のラーメンは比較的高たんぱくであり、筋肉の維持や修復に役立ちます。特に運動をしている人にとって、たんぱく質は筋肉を構築する重要な栄養素です。
脂質について
脂質はエネルギー源として機能し、細胞膜の構成成分となります。ただし、脂質の取り過ぎには注意が必要です。
炭水化物について
炭水化物はエネルギーの主要な供給源です。一蘭のラーメンの炭水化物量は65.9gであり、即効性のエネルギー源として役立ちますが、糖質制限をしている方は注意が必要です。
食塩相当量について
一蘭のラーメンの食塩相当量は約7.6gで、成人の1日の摂取目安量の約80%に相当します。高血圧や塩分制限をしている方は、スープを飲み干さないようにすることで、塩分摂取量を減らすことができます。
一蘭のラーメンを楽しむ際には、これらの栄養素を考慮し、バランスを取りながら食べることが大切です。栄養素をしっかりと把握し、自分の健康状態に合わせて適切な量を摂取することで、美味しく健康的にラーメンを楽しむことができます。
麺だけのカロリーは?
麺だけのカロリーを見てみましょう。一蘭の麺1食分(100g)は約236kcalです。これは麺のみのカロリーで、スープやトッピングは含まれていません。麺の量を調整することで、カロリーコントロールが可能ということですね。
ただし、麺は炭水化物が主成分であり、エネルギー源として重要な役割を果たしています。糖質制限をしている方や、血糖値が気になる方は、麺の摂取量に注意が必要かもしれません。
具材別のカロリー
一蘭のラーメンのトッピングには、それぞれ以下のようなカロリーがあります。
- チャーシュー1枚:約50kcal
- 半熟玉子1個:約70kcal
- ねぎ(白・青)各10g:約3kcal
- きくらげ10g:約2kcal
チャーシューと半熟玉子は人気のトッピングですが、高カロリーです。一方、ねぎときくらげは低カロリーかつ食物繊維が豊富で、ヘルシーなトッピングです。
- 野菜系トッピングのメリット
-
- カロリーが低い
- 食物繊維が豊富
- ビタミンやミネラルが含まれる
トッピングの選び方によって、カロリーコントロールをしながら、満足感のあるラーメンを楽しむことができます。
替え玉1玉のカロリーと替え玉を控える理由
替え玉1玉のカロリーは約236kcalです。一蘭のラーメン1杯に替え玉1玉を追加すると、合計で約761kcalと大幅にカロリーが増加します。ダイエット中の方や、カロリー制限をしている方は、替え玉は控えめにしたほうが無難でしょう。
また、替え玉には炭水化物が多く含まれており、その量は約42.8gにもなります。炭水化物はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は体脂肪の蓄積につながる可能性があります。糖質制限をしている方や、血糖値が気になる方は特に注意が必要です。
スープだけのカロリーは意外と高い?
スープだけのカロリーは約394kcalと高めです。一蘭のスープを完飲すると、総カロリーは約504kcalにもなってしまいます。スープには脂質や塩分も多く含まれているため、完飲は避けたほうが賢明でしょう。
スープを全部飲み干さずに、レンゲで少しずつ味わうのがおすすめです。スープの風味を楽しみつつ、カロリーや塩分の摂り過ぎを防ぐことができます。どうしてもスープが飲み切りたい場合は、麺を完食する前にスープをレンゲでちょっとだけ残しておくのが良いでしょう。
メニュー | カロリー |
---|---|
天然とんこつラーメン(1杯) | 525kcal |
替え玉(1玉) | 236kcal |
麺のみ(1食分) | 236kcal |
スープ(完飲の場合) | 約394kcal |
トッピング | カロリー |
---|---|
チャーシュー(1枚) | 約50kcal |
半熟玉子(1個) | 約70kcal |
ねぎ(10g) | 約3kcal |
きくらげ(10g) | 約2kcal |
一蘭のカロリーを抑えるコツと注文方法を紹介!
|
スープは飲み干さない
先ほども触れましたが、スープを全部飲み干さないことがカロリーを抑えるための重要なポイントです。スープには脂質や塩分が多く含まれているため、完飲してしまうとカロリーや塩分の過剰摂取につながってしまいます。
レンゲでスープをちょっとずつすすりながら、残りのスープは残すようにしましょう。麺を食べ終わる前にスープを少し残しておくのがコツです。これだけで、カロリーを100kcal以上カットできます。
低カロリーのトッピングを選ぶ
トッピングの選び方も重要です。高カロリーなトッピングを避け、低カロリーで栄養価の高い具材を選ぶことで、満足感を得ながらもカロリーを抑えることができます。おすすめの低カロリートッピングは以下の通りです。
- ねぎ(白ねぎ・青ねぎ): 10gあたり約3kcal
- きくらげ: 10gあたり約2kcal
- もやし: 10gあたり約4kcal
一方で、チャーシューや半熟玉子などの高カロリートッピングは控えめにするのが賢明です。美味しいからといって食べ過ぎないように注意しましょう。量を調整することで、カロリーをコントロールできます。
麺の量を調整しよう
麺の量も調整できるポイントの一つです。一蘭のラーメンでは、麺の量を「1玉」「1.5玉」「2玉」から選ぶことができます。カロリーが気になる方は、「1玉」または「1.5玉」を選ぶのがおすすめです。
通常の麺の量(1玉=100g)を「少なめ」にすることで、摂取カロリーを約100kcal減らすことができます。満腹感を得るためには、低カロリーの野菜トッピングを追加するのが良いでしょう。麺の量と野菜のバランスを考えることが大切です。
味の濃さ・こってり度を薄めに注文
一蘭のラーメンでは、味の濃さやこってり度を調整できます。カロリーや塩分、脂質を抑えたい方は、「薄味」「こってり度なし」を選ぶのがおすすめです。
濃い味やこってりしたスープは美味しいですが、塩分や脂質の摂取量が増えてしまいます。薄味にすることで、ヘルシーにラーメンを楽しむことができるでしょう。こってり度を「なし」にすれば、さらに脂質を抑えることができます。
替え玉は避ける
替え玉は総カロリーを大幅に増やす元凶です。一玉あたり236kcalもあるため、ダイエット中や糖質制限中の方は特に注意が必要です。お腹が空いているからといって、むやみに替え玉を注文するのは避けましょう。
替え玉の代わりに、低カロリーの野菜トッピングを追加するのがおすすめです。ねぎやきくらげ、もやしなどを入れることで、満足感を得ながらもカロリーを抑えることができます。麺と野菜のバランスを考えて注文しましょう。
セットメニューやサイドメニューにも注意
一蘭のラーメンにはセットメニューやサイドメニューも用意されています。しかし、これらのメニューはカロリーが高くなりがちです。特に、餃子やライスなどの炭水化物メニューは要注意です。
セットメニューは避けるか、選ぶ際は低カロリーのものを選ぶのが賢明でしょう。例えば、サラダセットやキムチセットなどは比較的カロリーが低めです。サイドメニューを追加する場合は、量を調整するようにしましょう。
野菜から食べる
ラーメンを食べる際は、先に野菜や低カロリートッピングから食べるのがコツです。食物繊維が豊富な具材から食べることで、満腹感を得やすくなります。すると、自然と麺やスープの摂取量が減り、総カロリーを抑えることができます。
一蘭のラーメンには、ねぎやもやし、きくらげなどの低カロリー野菜が用意されています。これらの具材を先に食べることで、健康的にラーメンを楽しむことができるでしょう。野菜から食べる習慣を身につけることが大切です。
一蘭のカロリーについて総括
一蘭のラーメンは高カロリーな食べ物ですが、注文の仕方を工夫することで、カロリーを抑えながら美味しく食べることができます。ポイントは以下の通りです。
- 麺の量を「少なめ」にする
- スープを飲み干さない
- 低カロリーのトッピングを選ぶ
- 味の濃さ・こってり度を薄めにする
- 替え玉は避ける
- セットメニューやサイドメニューを控える
- 野菜から先に食べて満腹感を得る
また、一蘭の値段は高めに感じるかもしれませんが、独自のシステムや高品質な食材を考慮すると、十分にコストパフォーマンスの高いラーメンです。
一蘭のラーメンは、美味しさと健康のバランスを考えながら賢く楽しむことが大切です。自分なりの一蘭のラーメンとの上手な付き合い方を見つけて、罪悪感なくご褒美ラーメンを堪能してください。