九州豚骨ラーメンの代名詞とも言える「一蘭」。その独特のシステムと美味しさで、国内外から多くのファンを集めています。今回は、一蘭でのお支払い方法について、現金からキャッシュレス決済まで詳しくご紹介します。
1.現金、QRコード決済、電子マネーが使え、クレジットカードなどは不可
2.キャッシュレス決済は一部店舗のみ対応で、未対応店舗は現金のみ
3.ラーメンは890円〜980円で、味集中カウンターや注文カスタマイズなど独自のシステムが人気
4.味とシステムによる総合的な体験が評価されており、支払いの利便性も向上中
一蘭の支払い方法とは?
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一蘭で使える支払い方法と使えない支払い方法
まず、一蘭で利用可能な支払い方法をまとめてみましょう。
支払い方法 | 利用可否 |
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現金 | 使える |
クレジットカード | 使えない |
デビットカード | 使えない |
プリペイドカード | 使えない |
QRコード決済(PayPay・LINE Pay・Alipay・WeChat Pay) | 使える |
電子マネー(楽天Edy・iD・QUICPay・Suicaなどの交通系) | 使える |
ポイントカード | 独自のポイントのみ |
一蘭では、現金払いに加えて、QRコード決済や電子マネーでの支払いが可能です。PayPayやLINE Pay、楽天Edyなど、主要なサービスに幅広く対応しているのは嬉しいポイント。慣れ親しんだ決済手段で支払いができるので、利用者の利便性が高まります。
一方、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードでの決済には非対応。カード派の方は少し不便かもしれませんね。また、ポイントカードは一蘭独自のものしか利用できないので、他店舗との共通ポイントを貯めている方は注意が必要です。
ただし、店舗によってはキャッシュレス決済が使えない場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。特に地方の店舗は、現金のみの対応となっているケースが多いようです。
キャッシュレス決済対応店舗一覧
2024年6月現在、以下の一蘭店舗でキャッシュレス決済に対応した券売機を導入しています。
以下の店舗にて、キャッシュレス決済対応券売機を導入しております。
詳細は各店舗のページにてご確認ください。・新宮店
・博多店(サンプラザ地下街内)
・天神店
・一蘭本社総本店
・天神西通り店
・那覇国際通り店
・キャナルシティ博多店
・太宰府店
・道頓堀店別館
・三宮店
・梅田芝田店
・京都河原町店
・名古屋鳴海店
・岡山下中野店
・静岡SBS通り店
・泉大津店
・心斎橋店
・広島本通り店
・道頓堀店本館
・京都八幡店
・京都烏丸店
・なんば御堂筋店
・梅田阪急東通店
・あべの店
・名古屋駅店
・名古屋錦店
・浜松店
・新宿中央東口店 ※B1階のみ
・新橋店
・アトレ上野山下口店
・仙台駅前店
・水戸店
・新宿歌舞伎町店
・渋谷スペイン坂店
・浅草店
・浅草六区店
・渋谷店
・横浜西口
・東大和店
・東大宮店
・西新宿店
・池袋店
・川崎店
・千葉出洲港店
・相模原店
・越谷イオンレイクタウン店
・札幌すすきの店
お近くの店舗が含まれているかチェックしてみてください。対応店舗は徐々に拡大しているようですが、2024年6月時点では全店導入には至っていません。列挙した以外の店舗については、現金のみの対応となっているので注意しましょう。
キャッシュレス決済の導入状況は、一蘭公式サイトでも随時更新されています。事前に確認しておくと、スムーズにお支払いができますよ。
一蘭の支払い方法を知った後は
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一蘭のラーメンの値段は平均していくら?
一蘭のラーメンは、一杯890円〜980円(店舗によって異なる)と、チェーンのラーメン店としては少し高めの設定になっています。替玉は210円です。
しかし、この”強気”とも言える価格設定にもかかわらず、一蘭は連日行列ができるほどの人気店。その秘密は、徹底したこだわりと工夫にあります。
創業当時から受け継がれる「赤い秘伝のタレ」をはじめ、注文用紙で味の濃さや油の量、麺の硬さなどを細かく調整できるシステム、他人の目を気にせずラーメンに集中できる「味集中カウンター」など、一蘭ならではのユニークな取り組みが、多くのファンを惹きつけているのです。
値段だけを見れば「高い」と感じるかもしれませんが、そこには並々ならぬこだわりと努力が詰まっています。
一蘭のユニークなシステムとこだわりの味
一蘭が他のラーメン店と大きく異なるのは、オーダーメイドのような注文システムです。ラーメンの味や麺の硬さ、トッピングなどを、注文用紙に記入して細かく指定できます。
まず、券売機で食券を購入し、席に着くと目の前には注文用紙が。麺の硬さ、味の濃さ、油の量、ねぎの量、秘伝のタレの有無など、自分の好みをチェックしていきます。初めての方は、おすすめの組み合わせが記された注文用紙を選ぶのも良いでしょう。
注文用紙を店員さんに渡すと、いよいよラーメンの提供です。カウンター席は一人ひとりが仕切られた「味集中カウンター」。他人の目を気にせず、ラーメンに集中できる環境が整っています。替玉も、声を出さずにプレートを置くだけで注文できるなど、徹底的に味に没頭できるよう工夫されています。麺を啜る音も、隣の席に筒抜けにならないよう配慮されているのだとか。一蘭に行くたびに、こだわりの詰まったシステムに感心させられますね。
一方、味の面でも一蘭は独自の進化を遂げてきました。豚骨臭を抑え、博多ラーメンの枠を超えたオリジナリティあふれる一杯を追求。海外でも高い人気を博しています。スープは、長時間煮込んだ豚骨のコクとうま味が凝縮された一杯。ただし、豚骨臭さはほとんど感じられません。赤みがかったスープは見た目も美しく、一度味わったらやみつきになるファンが続出しているのだとか。
麺は博多らしいストレート細麺。注文用紙で硬さが選べるので、自分好みの食感を楽しめます。替玉もすすめたくなる美味しさですよ。トッピングメニューも充実。チャーシューやのり、ねぎ、味付き玉子など、自分だけのアレンジを加えるのも楽しみの一つ。どんな一杯が出来上がるかは、あなた次第です。
そして近年では、100%豚骨不使用のラーメンも開発するなど、新たな挑戦も。多様化する顧客ニーズに応える努力を重ねています。
一蘭の支払い方法について総括
ラーメン業界の革命児とも言える一蘭。ユニークすぎるシステムと、そこから生まれる格別な美味しさは、日本が世界に誇れる食文化の一つといえるでしょう。
一蘭のラーメンは、味はもちろん、味集中カウンターや注文用紙など、徹底したこだわりとシステムが生み出すトータルな体験として評価されています。値段は少し高めかもしれませんが、その分確かな満足感を得られるはず。支払いはキャッシュレス決済にも徐々に対応し、より便利になりつつあります。ぜひ一度、この唯一無二のラーメン体験を味わってみてください。