カップヌードルPRO(プロ)で痩せる?通常のものとの違いまで解説!

カップヌードルPROは、健康意識の高まりと高タンパク需要に応える形で開発された進化系カップヌードルです。本家カップヌードルの味わいと食べ応えを守りつつ、タンパク質を15g配合し糖質を50%カットした画期的な一杯。ダイエット中や筋トレをしている人にとって、うれしい存在となっています。

この記事では、カップヌードルPROの特徴を詳しく解説。「プロ」の意味から、本家との栄養面での違いまで、気になるポイントを徹底的に比較します。

記事のポイント

1.高タンパク(15g)&低糖質(50%カット)で通常版より77kcal低カロリー

2.「PRO」は「プロテイン」と「上位モデル」の意味を持ち、肉感強化

3.豊富な食物繊維を含み満腹感が持続

4.全5種類あり、最もダイエット向きは「高たんぱく&低糖質」シリーズ

タップできる目次

カップヌードルPRO(プロ)の痩せるための特徴を解説!

  • カップヌードルPROとは?高タンパク低糖質の魅力
  • PRO開発の背景とコンセプト
  • 「プロ」が持つ2つの意味
  • 通常のカップヌードルとPROの決定的な違い
  • 食物繊維たっぷり!PROシリーズの満腹感の秘密

カップヌードルPROとは?高タンパク低糖質の魅力

カップヌードルPROは、日清食品から発売されている「高たんぱく&低糖質」の新ジャンル。オリジナルの「カップヌードル」の味わいや食べ応えはそのままに、タンパク質を15g配合し、糖質を50%カットすることに成功しました。

ダイエット中や筋トレをしている人にとって、タンパク質の摂取量は重要。一方、糖質の過剰摂取は脂肪となりやすいため控えめにしたいもの。その点、カップヌードルPROなら、手軽に高タンパク・低糖質な食事がとれるのが最大の魅力です。

忙しい現代人の強い味方になること間違いなしのカップ麺なのです。

PRO開発の背景とコンセプト

カップヌードルPROの開発は、日清食品が掲げる「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトの一環として行われました。このプロジェクトは、カップヌードルを通して “食の安全・安心” “環境” “防災” “健康” “労働環境” など、地球と人の未来のために今すぐ取り組むべき課題に向き合うという理念のもと進められています。

「DO IT NOW!」という言葉には、10年先、100年先の未来を見据え、一人ひとりがもっと自由に、もっとハッピーに、そしてあらゆる生命がもっと健やかに、もっと豊かに育まれる世界を目指して、今すぐ行動を起こそうという強いメッセージが込められています。

そうした中で開発されたのが、「健康」をテーマにした「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」。現代社会において重要性が増している健康意識の高まりと、それに伴う高タンパク・低糖質食品へのニーズに応えるべく生まれた商品と言えるでしょう。

「プロ」が持つ2つの意味

気になるカップヌードルPROの「プロ」の意味ですが、実は2つの意味が込められているそうです。

  1. プロテインを表す”PRO”
  2. 上位モデルを意味する”PRO”

まさにその名の通り、高たんぱくでプロ仕様のカップヌードルというわけですね。通常の「カップヌードル」より、”謎肉”のタンパク質が1.8倍に強化された”ハイプロテイン謎肉”を使用。より肉々しい味わいが楽しめるのもポイントです。

通常のカップヌードルとPROの決定的な違い

では、カップヌードルPROとオリジナルのカップヌードルの栄養面での違いを見ていきましょう。大きく異なるのは以下の3点。

  • タンパク質
  • 糖質
  • 熱量(カロリー)

オリジナルに比べ、PROはタンパク質が4.7g増、糖質は15gほど減、カロリーは77kcal低くなっています。

オリジナル PRO
タンパク質 10.5g 15.2g
糖質 44.5g 35.4g
熱量 351kcal 274kcal

見た目の違いで言えば、具材の量がオリジナルよりPROの方が少なめ。味や満足度にどう影響するのか、後ほどお伝えします。

食物繊維たっぷり!PROシリーズの満腹感の秘密

カップヌードルPROのもう一つの特徴が、豊富な食物繊維です。なんと1日に必要とされる量がほぼ1食分で摂取できてしまいます。

食物繊維には整腸作用や血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるほか、満腹感を得やすくするのが特徴。ダイエット中のお腹の虫の誘惑を抑えるのにも一役買ってくれそうです。

カップヌードルPROのタンパク質×食物繊維のダブルパンチで、ヘルシーに食べ応えのある一杯が完成したというわけですね。

カップヌードルPRO(プロ)で痩せる可能性を徹底検証!

  • どの味が最もダイエット向き?全5種類の栄養成分比較
  • カロリー・糖質・脂質から見る各フレーバーの特徴
  • タンパク質15gの効果とダイエットへの影響
  • 塩分控えめシリーズと高タンパク低糖質シリーズの違い
  • ダイエット成功のためのカップヌードルPRO活用術

どの味が最もダイエット向き?全5種類の栄養成分比較

現在発売されているカップヌードルPROの全5種類がこちら。

  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質
  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル
  • カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル
  • カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD
  • カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー

ダイエットで重要視したい栄養成分といえば、カロリー・糖質・脂質の3つ。この観点で各商品の栄養成分表示を比較してみましょう。

カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質

出典元:日清食品グループ公式HP

【栄養成分表示(1食74gあたり)】

エネルギー 272kcal
タンパク質 15.5g
脂質 15.9g
炭水化物 36.1g(糖質16.2g、食物繊維19.9g)

【原材料】

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、チキンエキス、しょうゆ、ポークエキス、香辛料、ポーク調味料、チキン調味料、香味調味料、卵粉)、スープ(コラーゲンペプチド、豚脂、粉末しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、ねぎ、味付豚肉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、pH調整剤、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、チャ抽出物、ビタミンB2、シリコーン、くん液、ビタミンB1、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル

出典元:日清食品グループ公式HP

【栄養成分表示(1食78gあたり)】

エネルギー 288kcal
タンパク質 15.2g
脂質 17.6g
炭水化物 39.0g(糖質16.8g、食物繊維22.2g)

【原材料】

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料、チキン調味料、香味調味料、卵粉)、スープ(コラーゲンペプチド、ポーク調味料、チキン調味料、豚脂、糖類、香辛料、乳化油脂、粉末しょうゆ、にんじん調味料、たん白加水分解物、乳等を主要原料とする食品、あさり調味料、野菜調味油、紅しょうが、オニオンパウダー、ポーク調味油)、かやく(キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、いか、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、乳化剤、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、カラメル色素、炭酸Mg、ビタミンB2、シリコーン、チャ抽出物、酸味料、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル

出典元:日清食品グループ公式HP

【栄養成分表示(1食79gあたり)】

エネルギー 291kcal
タンパク質 16.4g
脂質 16.0g
炭水化物 40.0g(糖質19.6g、食物繊維20.4g)

【原材料】

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、サイリウム種皮粉末、しょうゆ、チキン調味料、たん白加水分解物、香辛料、ポークエキス、卵粉、香味調味料)、スープ(コラーゲンペプチド、トマトパウダー、豚脂、香辛料、たん白加水分解物、ポーク調味料、香味調味料、糖類、野菜調味料、あさり調味料、オニオンパウダー、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ)、かやく(味付鶏ミンチ、キャベツ、コーン、トマト加工品、いんげん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、炭酸Ca、かんすい、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB2、炭酸Mg、ビタミンB1、くん液、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD

出典元:日清食品グループ公式HP

【栄養成分表示(1食74gあたり)】

エネルギー 311kcal
タンパク質 10.1g
脂質 14.2g
炭水化物 41.9g(糖質35.4g、食物繊維6.5g)

【原材料】

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、デキストリン、サイリウム種皮粉末、ポーク調味料、香味調味料、香辛料、チキン調味料)、スープ(デキストリン、糖類、豚脂、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、香辛料、香味調味料、食塩、ポーク調味料、メンマパウダー)、かやく(味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、ねぎ、味付豚肉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、かんすい、pH調整剤、カラメル色素、環状オリゴ糖、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンD、乳化剤、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD カレー

出典元:日清食品グループ公式HP

【栄養成分表示(1食86gあたり)】

エネルギー 384kcal
タンパク質 9.8g
脂質 18.6g
炭水化物 50.8g(糖質43.0g、食物繊維7.8g)

【原材料】

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、糖類、しょうゆ、デキストリン、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、サイリウム種皮粉末、ポーク調味料、香辛料、チキン調味料)、スープ(豚脂、カレー粉、たまねぎ、小麦粉、でん粉、糖類、オニオンパウダー、香味調味料、マーガリン、ポーク調味料、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、プロセスチーズ、にんじん、脱脂粉乳、香辛料、オニオン調味料、粉末ソース、トマトパウダー、酵母エキス、卵粉)、かやく(フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、ねぎ、にんじん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、乳化剤、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、香料、カラメル色素、かんすい、塩化Mg、pH調整剤、環状オリゴ糖、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンD、香辛料抽出物、酸味料、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

まずカロリーが最も低いのは、「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」の272kcalでした。一方最も高いのは「カップヌードル 塩分控えめPRO カレー」の384kcalです。

糖質が最も低いのも、「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」で16.2g。逆に最も高いのは「カップヌードル 塩分控えめPRO カレー」の43.0gでした。

脂質に関しては、「カップヌードル 塩分控えめPRO」が14.2gと最も低め。カレー味が18.6gと最も高くなっています。

総合的に見ると、糖質制限ダイエットを意識するなら「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」が最もおすすめと言えそうです。シーフード味もほぼ同じ数値なので、好みで選べます。

カロリー・糖質・脂質から見る各フレーバーの特徴

「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」の原材料を見ると、タンパク質の供給源として話題のコラーゲンペプチドが使用されているのが特徴。食物繊維はサイリウム種皮粉末から摂れる配合になっていました。

「塩分控えめPRO」は、その名の通りカップヌードルの中では最も塩分が控えめ。その分味がやや薄く感じられましたが、野菜を足したりアレンジすれば物足りなさは解消できそうです。

カレー味に関しては、さすがにカロリーも糖質・脂質も高め。とはいえ、ダイエット中のご褒美として適量を楽しむ分にはアリだと思います。スパイシーな刺激が代謝アップに繋がるかも?

タンパク質15gの効果とダイエットへの影響

カップヌードルPROの最大の特徴であるタンパク質15g。これは1食あたりのタンパク質摂取量の目安とされている20〜30gに近い量です。

タンパク質はダイエットの強い味方。筋肉を作る材料になるだけでなく、満腹感を得やすく食べ過ぎ防止にも役立ちます。また脂肪燃焼にも欠かせない成分なのです。

ダイエットの基本は筋肉量を落とさずに脂肪だけを減らすこと。その点、カップヌードルPROのようにタンパク質がしっかり取れる食事は非常に有効だと言えるでしょう。

塩分控えめシリーズと高タンパク低糖質シリーズの違い

カップヌードルPROには「高タンパク&低糖質」と「塩分控えめ」の2つのシリーズがありますが、そもそもどう違うのでしょうか。

塩分控えめシリーズは文字通り、塩分量を抑えているのが最大の特徴。ラーメンとしての味はやや薄めになっています。一方、高タンパク低糖質は塩分はそこまで控えめではありませんが、その分だしのうま味がしっかり感じられる美味しさ。

塩分の摂り過ぎが気になる人は塩分控えめ、だしの効いた味わいを楽しみたいという人は高タンパク低糖質を選ぶのがおすすめです。ただしどちらもオリジナルに比べれば十分ヘルシー。日替わりで食べ分けるのもいいですね。

ダイエット成功のためのカップヌードルPRO活用術

最後に、カップヌードルPROをダイエットに効果的に取り入れる方法をお伝えします。

まず重要なのが、適量を守ること。再三の言及になりますが、カップヌードルPROも所詮はカップ麺。食べ過ぎはいくら低糖質でも太る原因になります。1日1個までと決めて、食べ過ぎないようにしましょう。

また、カップヌードルPROだけで栄養が偏らないよう、野菜やタンパク源をプラスするのがおすすめ。例えば卵やささみ、豆腐などを加えれば、さらにバランスの取れた食事になります。

そして、カップヌードルPROを食べたからといって他の食事で暴飲暴食していては意味がありません。1日のトータルカロリーを意識し、適度な運動も欠かさないことが成功の秘訣です。

カップヌードルPRO(プロ)で痩せるのかについて総括

カップヌードルPROの特徴からダイエット効果の検証まで、詳しくご紹介してきました。美味しくて体にもいいカップヌードルPROは、痩せたい人にとって嬉しい存在と言えます。

しかし、ここで気を付けたいのが、カップヌードルPROに頼りきらないこと。どんなに優秀な食品でも、食べ過ぎれば太ってしまうのは避けられません。あくまでも、バランスの取れた食事の一部として、適量を楽しむのが賢明です。

また、ダイエットの基本はカロリー制限と運動。カップヌードルPROを食べながら、他の食事内容を見直し、日々の活動量を増やす工夫が欠かせません。座りっぱなしの生活を改善するだけでも、大きな変化が期待できるでしょう。

ダイエットの切り札としてカップヌードルPROを味方につけながら、生活習慣全体を見直していくことが、理想の体型への近道。無理をせず、楽しみながら健康的に痩せられたら最高ですよね。カップヌードルPROをまずは食べてみて、その実力を体感してみてください!

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